2016年10月10日

後妻業の女 ネタバレあり

以前映画館の予告でみた「後妻業の女」。
大竹しのぶさんのインパクトが凄すぎたので見てきました。

PG12であり、内容も子供向けではないのでお客さんの年齢層高め。
60代以上の夫婦のような方もちらほらでいつもと雰囲気が違う。

後妻業とは…私の解釈だけど「余生が少ない男性と結婚し、遺産をがっつりいただくことを生業としている人」。
高齢者向けの婚活パーティーとかで金持ちで持病ありのターゲットを見つけて、公正証書作成させたら後は三途の川をいかに渡っていただくか…。

高齢者向けの結婚相談所のエースとして高齢者に近づく魔性の女「小夜子(大竹しのぶ)」と、結婚相談所の所長「柏木(豊川悦司)」の腹黒さが突き抜けていて気持ちいい。
小夜子はターゲットに合わせていろんな女を演じ分けられるあたり、大竹しのぶ以外のはまり役が想像できない。
小夜子たちに騙され殺されていく男性たちが津川雅彦、森本レオ、六平直政、伊武雅刀…大物ばかりだけど金持ちエロジジイっぷりがリアルすぎる。

所長の柏木の金に集る女に水川あさみ、樋井明日香。
この2人のエロスも見もの。

そして何よりも、笑福亭鶴瓶の狸爺っぷりがたまりません。
不動産王として小夜子に近づく舟山(笑福亭鶴瓶)。
小夜子も舟山に金のニオイを感じて近づくも、舟山の方が上手。
柏木が先に舟山の正体に気がついて小夜子に忠告するも、舟山の通天閣…いやスカイツリーにハマった小夜子は自分から手を引くことができず最終的には罵られて捨てられる。
まるで恵比寿さんや〜言われてた舟山の腹黒さは、笑ってるようで目が笑っていない笑福亭鶴瓶以外にはまり役いないでしょ。

その他、小夜子に父親の遺産をガッツリ取られた朋美(尾野真千子)と小夜子のガチな殴り合いも、本気の女の殴り合いで緊張感が半端ない。

ストーリーは爺を騙して死に至らしめるという胸糞悪い内容ですが、何故か笑える楽しい映画です。

絶対に地上波で放送されることがないので、DVDレンタル開始されたら一度位は見て見る価値あるかと。


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2016年10月09日

シン・ゴジラ 2回目 ネタバレあり

先日、シン・ゴジラを映画館で再び見てきました。
映画館で2回目見るのは久々です。

前回は、事前情報全くなしだったのでストーリーどころか出演者もほとんど把握なし。
(前回の感想はこちら「シン・ゴジラ ややネタバレあり」)

今回は2回目なので、ネットでいろんな感想ブログ読んだり、考察サイト読んだりと情報詰め込んで見てきました。
なんど見ても面白い映画に久々に出会えた気がします。

ゴジラの登場については、初見では通称蒲田くんの第二形態をみて「まじか、コレが今回のゴジラか」と驚愕したけど今回は蒲田くんに十分萌えてきました。
蒲田くんが立ち上がって品川くんに進化した時もじっくり進化の様を見ることができました。
急激な進化だけど、4足歩行から2足歩行への進化が(・∀・)イイネ!!
蒲田くんのキュートな目、エラから血(体液?)ドバーのグロさが可愛さとミックスされていて個人的にツボ。

品川くんから鎌倉さんにはどういうふうに進化したのか気になるところ。
表皮?があんなにガッチガチに変化するってことは、細胞分裂のレベルで変化したのかしら?
脱皮とかしてたら面白いんだけどなぁ。

品川くんになってからの火吹き、鎌倉さんの放射線はなんど見ても熱い!
特に鎌倉さんに至っては、口から、尻尾から、体中からレーザービーム発射で面白い。
ただ自衛隊との戦いの時には防衛のための攻撃だったゴジラが、都心に来た途端に無差別攻撃になるとか、ゴジラは自衛隊に優しめですね。

自衛隊といえば、この映画を見るとやはり尊敬できる仕事だなと思いますね。
もちろん自衛隊員の中にもアレな方がいるのは、地元に自衛隊の基地があるので存じてますが、日本という国が攻撃されたときには自衛隊が国民を守ってくれるんだと言うことを実感しますね。
今年は航空ショーを見に行ってみようかしら…という気になります。

日本政府の対応も、改めてじっくり見ると面白い。
総理が最初は決断を渋ってたのに、一度決めた後は徐々に内容が過激になっているにも関わらず決断が早くなる様が感覚の麻痺というか人間の怖さを垣間見た気がします。

2回目を映画館でみたことについては、全く後悔なし。むしろ良かった。
次見るならDVDでもイイけどまだ何度も繰り返し見てみたくなりそうな映画。
DVD販売するなら、蒲田くんフィギュアを特典で付けて欲しいと個人的に思う今日このごろです。

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2016年08月28日

ゴースト・バスターズ

今年生まれ変わったゴースト・バスターズ。
今度は女性3人がメインと大幅にチェンジ。
ハロルド・ライミスが亡くなって中途半端にリニューアルするくらいなら、性別すら入れ替えて新しく作りなおすテコ入れには賛成です。

旧作を愛している人には納得出来ないかもしれないけど、それなら旧作を愛しつづけていればいいと思う。

正直、DVD待ちでもイイかなと思ったけどせっかく3D上映されるなら3Dは面白そうなので映画館で見てきた。

ストーリーはおおまかにいうと「ゴースト(幽霊)」を捕まえようとする異端研究者3名の奮闘記。
主人公3人よりも周りのキャラクターの方が味があって完全に食ってる。。。

個人的に好きだったのは「レスリー・ジョーンズ」演じるパティ。
最初は、単なる駅の窓口のおばちゃんかと思ったんだけど、完全にお笑い担当で主役3人に不足していた笑いを完全に補ってた。パティがいなかったら面白さがなかったよね。
吹き替え版のくじらさんのしゃべりもマッチしているせいか「AI」さんにしか見えなくなる不思議。

「クリス・ヘムズワース」のケヴィンは目の保養要員なんだろうけど…。
セクシーな俳優として有名なんだけど、アホすぎてイラつく(笑)
イラつくほどアホの子を演じきっているのはすごいけど、どうしてもアホのイケメンは苦手。
ただ、エンディングでのダンスはメチャメチャカッコ良かったので、役どころがどうも生理的にダメだっただけらしい…。

映画全体としては家族で楽しめる楽しい映画。
レンタルで借りてきて見るにはちょうど良いかな。

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シン・ゴジラ ややネタバレあり

ようやく、シン・ゴジラを映画館で見てきました。

映画を見る前の事前情報は少ないほうがイイかと思って耳に入った情報は…
・庵野監督作品
・ゴジラの大きさは118.5m
・石原さとみがルー語でしゃべる
この3つくらい。

別にゴジラ映画ファンというわけじゃないけど、特撮映画は好きだし、前回のハリウッド版GODZILLA(渡辺謙さんが出てたやつ)も映画館で見て楽しめたので今回も楽しめるかな…と。

全体的な感想としては「特撮オタクが好き放題お金と権力を使ってとことん好きな映画を作ってみました」という感じが溢れだしてましてます。
庵野監督が楽しんで作った映画というのがすごくわかる。
でも趣味じゃなくて商業用だからエンディングとかは一般受けする映画にしたよ〜という感じ。

前半部分に対して後半部分ががっかり…という感想もよく見かけますが、最近の邦画はスポンサーの影響なのかストーリーやエンディングがベタベタなものが多いんだからこんなものかと。
シン・ゴジラは前半150点、後半90点なんじゃないかな。
前半が良すぎて後半も本当は悪くないのに悪く見えてくる…。
ここ最近の邦画の中じゃ相当いいできだとは思うんだけどなぁ。


現代日本にもし本当にゴジラが現れたら日本政府、自衛隊がどう対応するかという描き方が丁寧。
ゴジラが現れた時の一般人の反応もリアル!
「逃げろ」と言われてもスマホで動画を撮り続けたり、パニックで地下鉄に逃げ込んだ後の停電での叫び声の間合いが絶妙だったり。

政府や自衛隊にもきちんとリサーチしたらしいので、緊急時対応の動きにも「そんなもんなのかな」と思わせる徹底ぶり。
関係者から見たらどうなのかはわからないけど…リアルに見えるだけでも監督の手腕じゃないかな。
どんなにリアルでも嘘っぽく見えたらそれまでだからね。

そんな中で、唯一リアリティがなかったのが石原さとみの存在感。
ただ、彼女がいなかったら華がない。
特撮モノもヒロインは必要だからね。
とはいえ、なぜに彼女に中途半端に英語を混ぜた会話をさせたのか。
監修にルー大柴の名前はなかったぞ。
確かに英語圏で育った人は日本語を話す時でも妙にカタカナの発音が良かったりするけど、それでもルー語にはならない。
賢い人の設定なのにちょっとおふざけ過ぎかな。
まぁ庵野監督の作品だ。なぜにルー語だったのかは深い意味は無いだろうな。
その場のノリだろうとスルーするしかない。

ゴジラが尻尾だけの第一形態から、第二形態、第三形態、第四形態へと進化するのも面白い。
前回のハリウッド版のGODZILLAもそうだけど、あんな100m級の生き物がいままで発見されることなく突然現れるなんて考えにくいからこそ、どうやって現れたかを説明してくれるとすごくストーリーに入り込みやすい。
正直、第二形態が出てきた時は「やばい、ちょっとかわいい」と思ってしまって後が不安になったけど、進化するということで納得。

ゴジラといえば破壊される街並みだけど、細部までこだわって作られているのがよく分かる。
特撮好きらしく壊す建物にもこだわってるのがわかる。
最後の決戦場が東京駅なのもニヤリ。
誰が見ても分かりやすいシンボル的な建物を破壊するのって、特撮の醍醐味だよね。
東京タワーや国会あたりは最終決戦前に壊したし、残るは東京駅ってか…。
新幹線とか在来線を使っての攻撃にも好都合だしね。
広さとか十分でいい破壊スポットになった。

そういや、こういう日本舞台のパニックものって地理がわからないと少しわかりづらい所あるよね。
もう少しところどころで地図とかわかりやすく表示されると分かりやすかったんじゃないかな…
あ、でも分かりやすかったら皇居が被害なしになるのは疑問が残るからしょうがないか。

感想はキリがないが、出演している俳優さんも多いし見逃しているシーンも多そう。
できれば何度か見なおしてみたくなる作品。
ただ一つ言えることはコレは庵野作品だということ。
深読みするだけ無駄だ。
目の前にある内容だけを楽しめばイイ。

個人的には市川実日子さんがたっぷり見れたのでそれでいい。
ストーリーについては、2回目、3回目を見たらまた感想を書くかも。

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2016年05月22日

「うさぎドロップ」(漫画・映画)※ネタバレあり

非常に今さらだけど、「うさぎドロップ」の漫画を最後まで読んで、映画版も見てみました。

漫画は第1部のりんちゃん小学生時代までは読んでたけど、中学・高校生編以降はちょっとネタバレ情報を耳にしていて今までの作品に対する愛を失いそうで手が出ず。

=あらすじ=
祖父の葬式に行ったダイキチは、祖父の隠し子「りん」と出会う。
親戚中がりんを押し付けあって、施設に入れるか相談している姿を見て勢いでりんを育てる宣言してしまうダイキチ。
子育てなんて全くわからないアラサー男のダイキチと、6歳のりんとの生活ほのぼの漫画。

もちろん、ある程度は漫画のご都合主義的なところもあるけど、設定がしっかりしているから「保育園はどうする?」とか「小学校の入学手続きって?」みたいな話もしっかりあるし、なかなかおもしろい。
正直、小学校くらいまではほのぼの日常系に近い感じなので、映画になると聞いた時は恐れていたけど…やっぱり…。

漫画の2部の話の方は後にして、映画の感想。
もう、原作ファンの多くが同じ感想だと思うけど「コウキくんママ」のアレじゃない!感が半端ない。
映画は別次元のパラレルワールドの話だと思わないと見てらんない。
コウキくんママは、おっとり清楚系なんだよ〜〜〜!香里奈じゃないんだよ〜〜〜!
他のキャラクターが原作に近い設定だったんだから、重要な役のコウキくんママが大幅に設定からずれているのは本当にきつかった。

あと、ダイキチの妄想のコウキくんママとのダンスシーンはクドすぎ。
正直、全部早送りしたワ。

そう、ハリウッド版のドラゴンボールで亀仙人がエロジジイじゃなかった時と同じくらいの衝撃だよ!

まぁパラレルワールドだと思えばそれはそれでありでした。
個人的には正子さんがどういう風になるか楽しみでしたが、「こいつ何考えてんだよ!」みたいな見ている人がイライラする感じが出ててよかった。
(漫画版の最後の方では正子さんめっちゃいい人の印象になったけど)

映画版、松山ケンイチが好きな人なら楽しめるかと思います。



さて、漫画版の第2部。
コウキがチャラいのか一途なのか…一途なんだけどりんに受け入れてもらえない残念な感じ。
そのせいで、りんはダイキチへの気持ちに目覚めてしまうわけで。

もう!コウキがしっかりしていたら、りんはおっさんに取られなくてすんだのに何やってんだよ!
と突っ込みたくなる。

なんていうか、第1部で親子としてダイキチとりんを見ていたので、第2部の男女の恋愛関係への発展はちょっとベタすぎるし、血は繋がっていなかったとはいえ親子として生活していた2人が結婚とかちょっと頭痛い。
むしろ、第2部から始まって、第1部が回顧録みたいな感じで後から語られてたらもう少し違ったかも。

ちょっとディスってしまいましたが、個人的には第1部を読んでから第2部を読むまでかなりの期間が空いてしまったので、別物として捉えることができたので嫌いじゃないです(笑)
続けて読んでたら、確実に腹たってたかも。
もし続けて読んでたらダイキチはコウキくんママと幸せになって欲しかったって思うし。

個人的には、うさぎドロップの漫画版は第1部で一旦読むのを辞めて、期間を開けてから第2部を読むことをおすすめします。

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