残業をすることが当たり前、残業をすること前提の業務量、残業代前提の給与…。
突発的なトラブルや繁忙期などは別として恒常的に残業をしなければいけないということは、業務量やフローに問題がある、または能力に問題があるって事ではないだろうか。
特に会社全体が残業当たり前というのは、明らかに前者、つまり経営者や管理職の管理不足だよね。
管理職の人たちは、働いている人たちの労働時間の管理も仕事なわけで、「残業する人が多い=残業代という出費が増える」ということは管理職の人の能力不足。
業務時間内に終わる業務量に調整したり、フローを見直すことで残業時間が減るだろうし、残業代の削減につながる。
本来であれば残業ゼロの状態が正常で、残業をしなければいけない状況が問題だとなぜ思わないんだろう。
恒常的に残業をしなければいけないということは、明らかに業務量に対して人員不足なんだから、その点を解消する問題を考えるのが必要だと思う。
それなのに、残業がまるで美学と言わんばかりに、月間100時間くらいは甘えなんて言ってる人たちは、会社をだめにしている人たちではないか。
会社によっては仕事を早く終わらせて帰る人を異端児扱いしたり、「ゆとりは会社愛がない」なんて自分たちの残業を正当化したりしてる人たちがいるけど、残業を当たり前と思っている感覚の方がおかしい。
昔、残業が当たり前だったかどうかなんて問題じゃない。
残業は悪という感覚がいつになったら広がってくれるんだろうか…。
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