昨日公開された「謝罪の王様」の舞台挨拶が
千葉・市川・亀有で行われました。
(松戸は今は映画館がないので…)
映画自体は、予告を見た時から気になっていたもので
「120%許さないというなら150%謝ればいい」ッて感じのセリフで見たいリスト入り。
阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本、水田伸生監督だなんて期待値は高すぎる!
なんだかんだで水田伸生監督作品ってよく見てるんだよね。
私にとっては綱引いちゃった!も良かったし…
水田監督と井上真央の組み合わせは二度目?
さて肝心の作品。
個人的にはめちゃめちゃ面白かった。
ショートストーリー6本がうまい具合に絡み合って、それぞれが影響して1本の映画になった感じ。
阿部サダヲ演じる東京謝罪センター所長黒島譲が、謝ることができない人たちに謝罪について指導する話。
謝罪の時のお辞儀の角度や頭をあげるタイミングのノウハウなどをレクチャー。
謝罪についてダメダメな依頼者たちが紆余曲折しながらも相手から許しを得る。
この、依頼者たちのダメダメっぷりがもうひどい。
でもちょっと気持ちはわかるんだよね。
最後に、黒島所長が東京謝罪センターを立ち上げるきっかけになったラーメン屋との話はラーメン屋の企業としての対応も「あぁ、やっちゃうよなぁ…」的なちょっとした意見の食い違いに、見ていて胃が痛くなりそうだった。
被害者が本人に謝って欲しいだけなのに、なぜか企業がその意図をきちんと汲み取れなくてすれ違う…うん、よくある話だと思う。
※そういやタイムリーに店員に土下座させてそれを写メってツイッターにアップした奴がいたようですが、それはこういうケースとは別。あれは謝罪の意味を履き違えている自分の周りにひれ伏せさせたいだけの単なるクレーマーだと思う。
映画の中ではもちろんパロディネタがちょいちょい挟まってきます。
個人的には、以前の勤務先の近辺と駅の出口が映っていて全力でニヤニヤ。
エトワール海渡はもちろん、シルクロード2とか懐かしすぎる(笑)
上映後の舞台挨拶も楽しかった〜。
阿部サダヲさんの事、けっこう好きだけどますますファンになりました。