復興にはいくらお金があっても足りないから、出せる人が出すのはありがたい。
ただ日本の企業が簡単に何千万も寄付できるほどの状態ではない。
数万円寄付するのがやっとの企業だってある。
寄付を出すのが難しくて、商品や人を提供するのがやっとだって言う所も多い。
それを見て「ケチだ」「セコい」と思うのは勝手だけどそれを企業に対して言うのはすごくひどい言葉を投げかけてるって気がついて欲しい。
それでなくても最近ずっと日本経済が低迷していたのは覚えているだろうか?
そんな矢先にこの災害で、売り上げが激減し、本当に苦しい状態になっている企業はかなり多い。
これから復興するまでしばらくの間は売り上げを下方修正しなくちゃいけない企業だって宅団ある。
それでも何か力になりたくて物資を送ったり、人を派遣したり、売り上げの数パーセントを寄付したりしている。
各地に設置される避難所へ住むことができるように物資を提供したり、自治体や医療関係に物資を提供したり…一般の人の目に見えない所で協力している企業や団体、人たちはいっぱいいる。
直接お金を出すわけじゃなくても、そうやってみんな自分にできる範囲の事で何かやろうとしている。
いろんな寄付の金額などをみて、「ケチだ」「セコい」と思ってしまうのであれば、きっとマスコミから流れる一部の情報だけをすべてだと信じ込んで視野が狭くなってしまっているんだと思う。
テレビを消してインターネットから離れてみてはどうだろうか?
…大人げないかもしれないけど、企業に対する心ない言葉を何度か見かけてカチンときてしまったので…。
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